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心の安らぎ編
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十日市場の中央道を越えたところ
十日市場の中央側道の近く、農道沿いにある大きな岩。
むかし、「おいし」と「おかね」という親孝行で働き者の姉妹が夏狩にいました。ある日ふたりがこのあたりで野良仕事をしていると一天にわかにかき曇り、突然の大嵐となりました。すると、どこからともなく巨大な岩が飛んできて、なんと姉妹はその下敷きとなってしまいました。
村人はおいしとおかねを憐れみ、岩の上にほこらを建てまつったといいます。以来意思の上のほこらを「おいしがね」と呼んでいます。