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(ばしょうのくひ) |
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「勢ひあり 永消えては 滝つ魚 馬ぼくぼく 我を絵に見る夏野かな」1682年の江戸の大火に焼け出された松尾芭蕉は、門人の高山繁文(たかやましげふみ)のすすめで谷村(都留市)の城下に流寓しました。5ヶ月の間谷村に滞在したようですが、この谷村でのホームステイ(?)を境に芭蕉の作風が大きく変わりました。芭蕉晩年10年間の偉大な業績を生み出すターニングポイントが、なんとこの都留だったのです。元禄(げんろく)時代のむかし、谷村城下で芭蕉に何が起ったのでしょうか。歴史へのロマンを駆り立てるおもしろいエピソードです。 |
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