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水の都編

小形山アピオの裏から川へおりる
 桂川の下流、禾生(かせい)第2小学校のあたりを少し下ると川幅が急に狭くなります。
 地元の人たちはこの場所を「どうどうめっき」と呼んでいますが、8000年前に流れたという猿橋溶岩流を見ることができます。
 ここへ来ると人家も見えず、川や風音など自然の音以外なにも聞こえません。岩松の群生も見られ、やませみ、かも、おしどりなども観察できます。
 猿橋溶岩流の下部には、桂の形をした規則的な美しさを持つ溶岩が見られます。これは溶岩が冷えて固まる時にできたもので、柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼びます。